京のひきぞめやブログ

おつり

とある商店街を家族でフラフラ歩いていると、1件の生地屋さんがありました。
保育園でクッション用の生地が必要だと言われたので急遽入りました。

小さな店で、生地の種類も少なくいいのがあるか心配していたのですが、
安くて適当な物があったので買う事にしました。
80歳を超えてる様なおばあさんが一人奥から出てこられて接客してくれました。
気さくなで優しげなおばあさんでした。
1m500円の所を400円にしてもらいした。

ここまでは普段の買い物の風景です。

ところが、400円の支払いに1000円札を渡した所、
おつりを60円持って来たのです。
どう考えてもおかしい。60円のおつりと言う事は100円渡した事になります。
1000円札はレジの前においたままにも関わらず計算が出来ないのです。

「そこに置いてある1000円払いましたよ」とか
「おつりは、600円ですよ」と言っても「計算出来ない」とか言って目の前のレジから600円出さないんです。わざと出し渋っている様子ではありません。
怒るも何も「どう説明したらいいのだろう」と必死で考えました。
結局、子供がおばあさんの目の前でレジから600円だしておつりをもらって帰りました。

怖い体験です。
おつりがすぐもらえなかった事が怖い訳ではありません。

おつりの計算や、お金自体が理解出来ない老人が店の番をしている事が怖いのです。
家族の人がどうして出て来なかったのか?
家族の人はおばあさんの状態を理解しているのでしょうか?
もし、おばあさん1人ならどうしてお店を開いていたのか?
もしかしたら、おばあさんにからかわれてたのか、試されてたのか?
疑問だらけです。
おばあさんが悪い訳ではないと思います。
もちろん私はその家の事情を知らない訳ですから、
家族の方も悪くないのでしょう。

大型店舗がたくさん出来る現在で商店街の存続には大きな課題があります。
しかし、この日体験した事は、売り上だけが商店街の課題では無い事を知りました。
高齢化社会、高齢社会になっている現在では日常の風景になってしまうかもしれません。

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